十勝岳の噴火 大雪山国立公園十勝岳連峰の主峰・十勝岳。 上川管内の美瑛、上富良野町から十勝管内新得町にまたがる活火山で、標高2,077m。日本の百名山・花の百名山に指定。 これまで、幾度と噴火を繰り返しており、記録の残る直近では1923年〜26年にかけて発生した大正噴火がある。1926年5月からの大噴火では岩屑なだれが起き、噴火から約3分で火口から2.4kmの地点にあった硫黄鉱山の平山鉱業所宿舎を推定速度 40m/秒で飲み込んだと云われ、死者・行方不明者144名を出した。 この噴火は、旭川市 …