再開は今年の収穫始まる7月予定
札幌市の大通公園の名物、ワゴンで販売されている「とうきび」が9日で販売休止となります。
今年も4月から、大通公園の西3丁目と西4丁目で営業してきた「とうきびワゴン」。
この時期は、前年に江別市と共和町で収穫の「恵味(めぐみ)ゴールド」という品種を冷凍保存したものを「焼きとうきび」と「茹でとうきび」で販売してきました。
今年は、新型コロナウイルスの規制緩和で、観光客が増えると見込み、コロナ禍前と同じ4万本を用意していたものの、想定以上の売れ行きで在庫がなくなり、9日で一旦、販売休止となりました。
休止は6月末までの予定で、7月から「恵味ゴールド」とは別の今年収穫されたものを販売、8月から「恵味ゴールド」の販売再開の予定です。
11日までYOSAKOIソーランも開催中ですが、10日と11日の2日間、7丁目で「じゃがバター」が販売される予定です。
©北海道放送 20230609
「とうきびワゴン」売れすぎて10日から臨時休業 札幌市民の需要増?6月下旬再開目指す
札幌市中央区の大通公園の名物「とうきびワゴン」を運営する山賀畜産(札幌)は、トウモロコシの売れ行きが好調で在庫がなくなったため、10日から臨時休業することを明らかにした。
同社によると、観光客だけではなく、コロナ禍を経て久しぶりに大通公園を訪れ、買い求める市民が増えているという。
同社は在庫切れした品種とは別の道産トウモロコシを用意し、今月下旬の営業再開を目指す。
2019年から営業する同社と、18年までワゴンを出していた札幌観光協会によると、直近10年で在庫の払底で休業した例はない。
同社が販売するトウモロコシは、江別市や後志管内共和町産の品種「恵味(めぐみ)ゴールド」で、1本400円。
4~10月に西3、4丁目にワゴンを出し、新物が入る7月下旬まで前年に収穫した冷凍品を使う。
昨夏には新型コロナ対策の行動制限の緩和などで観光客が増えると見込み、今季用の在庫としてコロナ前の19年とほぼ同じ約4万本を用意。ただ、市民の「想定外の需要」(同社の山賀健一社長)が伸びており、市内中心部に出かけたお土産として、一度に10本近く買う人もいるという。
山賀社長は「見通しが甘く、こうした事態は『とうきびワゴン始まって以来だ』とお叱りを受けている。今しばらくお待ちいただきたい」と理解を求めている。(光嶋るい、今関茉莉)
©北海道新聞 20230601 1904
【とうきびワゴン臨時休業のお知らせ】
ご一読くださいませ。
できるだけ早い営業再開を目指して調整中ですので、ご理解いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。#拡散希望 pic.twitter.com/XlosqwbLml— 大通公園とうきびワゴン【公式】 (@toukibi_wagon) May 31, 2023
人気すぎて初の臨時休業「とうきびワゴン」札幌・大通公園の名物 コロナ落ち着き人出回復