小樽市『手打ち蕎麦 きむら』幻の蕎麦と呼ばれる信州奈川在来種を石臼で自家製粉
幻の蕎麦 奈川在来 奈川村は、旧信州(長野県)中西部、西筑摩郡(現在の木曽郡)に属し、後に南安曇郡。 平成の市町村合併によって、四賀村、安曇村、梓川村と共に松本市に編入され、廃村した。岐阜県高山市、木曽、安曇へと結ぶ街道筋で、かつては野麦峠を越えて工女が往来、師走には松本平に年取魚のブリが運ばれた要衝。 背後に飛騨高山、四方を名峰乗鞍岳などの山々に囲まれる。高度は海抜1,000メートル〜1,400メートルで、高地である。 このような、奈川の地に野生種として存在していたそばが奈川在来種である。 …
根室納沙布岬『鈴木食堂』さんま丼の出生地 7月初旬小型船から順次漁が解禁 一度は経験したい夏が旬の生サンマ
季語としての秋刀魚は 晩秋 秋刀魚といえば、思い浮かべるのは、秋。 秋は、日本での社会通念上、また、気象学的には9月〜11月の3ヶ月間を示します。 季語としての秋刀魚は、江戸時代には季語とされておらず、例句は現代に入ってからとされています。秋刀魚が晩秋を示す季語とされるのは、北の海から産卵などのために南下したサンマが、房総沖に達するのが10月頃とされ、この時期に関東地方で漁獲期に入り、食卓に上る機会が増えるためというのが通説のひとつです。 北海道ではお盆を過ぎると 一気に秋の気 …
帯広市『十勝豚丼いっぴん本店』ソラチジンギスカンのたれ♪で道民におなじみのソラチが運営
北海道で育つと 普通にそこにある『豚丼』 北海道生まれの道産子にとって、小さな頃からどこにでも存在する豚丼。 喫茶店でも、ラーメン屋さんでも、街の食堂はもちろん、お寿司屋さんや天ぷら屋さんにまであったりします。 上京した頃、東京には牛丼屋さんばかりで豚丼などなく、小洒落た喫茶店に「ポーク丼ぶり」っていうのがあって、食べてみたら「なんじゃこりゃ?」。甘納豆のお赤飯も売ってないし、田舎者にはカルチャーショックの連続でありました。 一口に『豚丼』と言っても、北海道でもいろいろなバリエーションがあり …
積丹町『お食事処 純の店』うに漁解禁期間の海鮮丼に一番人気の積丹ザンギ
6月が近づくと うずうずする 年間を通じて日本各地で漁獲がありますし、現代の技術では冷凍モノでも十分においしい「うに」。 でも、大型連休が終わり、北海道の短い夏が近づきちょっぴり暖かくなり始める6月の陽射しを浴びると、「ぼちぼち積丹のうに漁が解禁になるなぁ」と思い出すのです。 一度思い出してしまうと、とにかくもう居ても立ってもいられない日々となってしまいます。 北海道のうにの名産地として全国的に著名な積丹 北海道のうに、というと多くの人がその名を口にする積丹町。 北海道内では利 …
『瀬戸瀬温泉ホテル』遠軽町 お湯がとにかく美しい秘境の湯
瀬戸瀬温泉 北海道の北東、市部を除く町村でオホーツク管内の最大人口2万人余りを擁する遠軽町からおよそ20kmの山中に瀬戸瀬温泉はあります。 昭和31年に林業組合によって開発、開湯。 瀬戸瀬の地名は、アイヌ語の鳥の巣の多いところを意味する「セトシ」に由来するといわれる。 泉質はアルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)。地下106m地点からの掘削自噴で、湧出量は毎分180リットル。源泉温度は42.8℃。湧出する温泉は遠軽町の地ビールに使用されている。 源泉かけ流し。男女別の内風呂が各1つ。露 …
斜里町 そば処らいうん|旅行者は狙って行かないとなかなか食べられません
お噂はかねがね… かねてより、その名声を見聞きしていた「そば処 らいうん」さん。 数年来、行きたい食べたいと思っていたものの、なにしろタイミングが合いませんのです。思いは膨らむばかりの、一日千秋。 お盆を過ぎると秋になってしまう北海道 とにかく夏の短い北海道。半年に及ぶ冬などとよく言いますが、実際のところは雪と寒さに閉ざされる半年+1ヵ月あるかないかの夏+ほとんど冬みたいな春と秋+本来的な意味での3週間ずつくらいの春と秋、で構成されているような感じと道産子の私は思 …